便秘外来での治療

便秘外来での治療法は!?どんな薬が処方される?

便秘外来での治療法は!?どんな薬が処方される?

 

 

 

便秘外来は便秘専門の病院です。胃腸科や循環器内科などでも便秘は診てもらえますが、便秘外来の方がより便秘に特化した医師が専門的な治療を行ってくれます。

 

 

しかし他の科に比べるとその数は圧倒的に少ないです。設置されている場所は大学病院など大きな施設にありますが個人で営業している便秘外来は少ないです。

 

 

ここでは便秘外来での便秘治療の流れや処方される薬、そして必要なものなどを解説したいと思います。※妊婦さんや子供の便秘でも便秘外来を受診して大丈夫です。

 

 

便秘外来での治療の流れ

 

 

まず便秘外来を受診する前に保険証やお金(2万円あれば十分)を用意しておきましょう。お薬手帳や医療証を持っていればそちらを持っていきましょう。

 

 

またあらかじめ予約の電話は入れておくようにしましょう。問診で伺うことをあらかじめ伝えられる場合があります。

 

 

①問診

 

受付をすますと、まずは問診が行われます。具体的に問診で聞かれるのは以下の項目です。

 

①どれくらい便秘がつづいているか?具体的な日数や慢性的かどうかなど

 

②排便できたときの便はどのようどったか?便の色、形など

 

③便秘以外にも症状があるか?腹痛やお腹の張り、おならの有無、健康状態など

 

④服用している便秘薬はなにか?どれくらい服用しているのか?

 

⑤ダイエットはしているかどうか、そして便秘を解消するにあたって何か特別なことをしているか?

 

これが問診で尋ねられるので、あらかじめ答えられるようにしておきましょう。

 

 

②触診

 

 

そして問診の後には、実際にお腹を触ったりしてお腹の張りの具合などを確認していきます。

 

 

③レントゲン検査、血液検査

 

 

触診が終わった後は腹部のレントゲン検査を行っていきます。レントゲンによって便の溜まり具合や腸の状態を把握することができます。

 

 

そして一部ではありますが、血液検査を行う便秘外来があります。

 

 

④大腸内視鏡検査

 

 

また症状が重い場合には大腸内視鏡検査を行う場合があります。腸の状態をチェックしてポリープや癌などがないかなどを診ていきます。

 

 

以上が便秘外来で行われる診察です。検査を行わない場合には診察時間は20分~30分ほどで完了します。

 

 

便秘外来の料金ですが保険が適用されるので診察料が2000~3000円、薬が処方されればそこに500~1000円ほどかかるのが一般的です。

 

 

※さらに腹部X線検査が630円、注腸造影検査が2800円、大腸内視鏡検査が6600円ほどかかります。

 

 

便秘外来での治療法

 

 

便秘外来での便秘の治療法については大きく分けて3つあるとされます。

 

 

①便秘薬による治療法

 

 

まず一番オーソドックスな治療法が便秘薬による治療法です。便秘外来では特に腸内の便を柔らかくすることで便秘を解消する酸化マグネシウム系のマグミット錠がよく処方されます。

 

成分:酸化マグネシウム

 

効果:服用から数十分~数日

 

値段:1錠あたり:5.6円

 

副作用:下痢、軟便

 

酸化マグネシウムによって大腸内に水分を集めることによって便を柔らかくして便秘を解消することができます。

 

 

そして便秘外来では整腸剤も合わせて一緒に処方されることもあります。特に市販の整腸剤よりも成分が強いラックビーなどがよく処方されます。

 

 

会社:興和株式会社

 

価格:1錠6.2円

 

成分:ビフィズス菌

 

服用法:1日3回(1回1錠)毎食の後に服用します。

 

ビオフェルミンの乳酸菌よりも胃酸への耐性が強く、しっかりと腸にまで届いて腸内環境を整えてくれます。

 

 

また妊婦さんや子供の便秘の場合にはラキソベロン液という液体の便秘薬がとてもよく処方されます。

 

 

会社:帝人ファーマ

 

値段:10gで約600円

 

成分:ピコスルファートナトリウム

 

用法用量:1日1回就寝前に服用する。0~1歳は3滴、1~3歳は6滴、4~6歳は7滴、7~15歳は10滴

 

ピコスルファートナトリウムは大腸の腸壁を刺激して便秘を解消します。しかし刺激といっても、わずかに自然に近い作用なので子供でも服用可能となっています。

 

 

味もほんのりと甘いため子供飲みやすくなっています。子供や妊婦さんによく処方されるますが、それ以外の方もよく処方されます。

 

 

便秘外来では薬を処方されおよそ1週間服用してまた来てくださいと言われるのが多いですね。また食事や運動などの詳細なアドバイスを受ける場合があります。

 

 

②摘便による治療

 

 

また便が固くて肛門を塞いでしまっている場合には、特殊なヘラで肛門から直接便を取り除く摘便が行われます。

 

 

肛門周りの便を取り除くことによって便が出やすくなり、便秘が解消されやすくなります。

 

 

③入院治療、手術による治療

 

 

そして2週間以上の便秘であったり、レントゲン検査によって重症だと判明した場合には入院をし、手術が行われる場合があります。

 

 

お腹を切開して便を腸から摘出するという手術が行われます。そして病院で1週間ほど食事療法などを行い退院となります。

 

 

以上が便秘外来での便秘の治療法となります。基本的に薬による治療がほとんどですね。

 

 

便秘が長引くと様々な症状を引き起こすので、早めに便秘外来を受診するのが良いです。便秘で激しい腹痛が起きている時にはすぐに便秘外来を受診するようにしてください。

 

 

ということで便秘外来での診察と治療法についてでした

医師が教えてくれた!下剤やビオフェルミンより便秘に効いたもの


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>>医師が教えてくれたオリゴ糖について

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