タール便とは?原因は何なのか!
タール便とは、黒色の便のことで、医学的にはそのまま『黒色便』と言われる場合もあります。※タールという言葉は石炭からきていて、石炭のような黒い便ということになるのです。
タール便の特徴
通常便というのは健康な場合には黄色~茶色、少し便秘気味だと焦げ茶になりますがタール便の場合にはさらに黒く、本当に真っ黒い色をしています。
タール便が出たからといっても、あまり焦る必要はなくほとんどが便秘の症状とされます。
他にも便が固かったり、コロコロしている、踏ん張っても出ない特徴があります。
タール便は血がついていない
タール便と間違いやすいのが、血便です。
血便の場合、便の中に血が混じったり、便じたいがワインのような暗赤色になる場合もあります。
血便になってしまう原因としては、大腸がんや大腸炎を引き起こしている可能性があるので、早期に病院で診てもらった方が良いでしょう。
この血便の中でも、切れ痔などで便の上に血が付着している場合に関しては、痔を治せば良いので、病院へ行く必要はありません。
まずは赤黒くないかどうかを確認してみてください。
では次にタール便の原因と解消法、そして病気の場合についてお伝えします。
タール便の原因とは
タール便の原因というのは大きく分けて3つあるとされています。
①胆汁の分泌不足
タール便が出ている一番の原因というのは胆汁の分泌が不足している可能性が高いです。
胆汁が分泌されると便をなめらかにして、腸管を滑りやすくする働きを持っているのですが、同時に便を黄色くする働きを持っています。
※赤ちゃんのうんちが黄色いのは胆汁がたくさん分泌されるためなのです。
しかしこの胆汁はアルコールを飲んだり、また動物性タンパク質を摂取してしまうことによって、機能が低下して分泌量が少なくなってしまうのです。
すると黄色から、茶色、そしてどんどん便が黒くなってしまいます。最終的に真っ黒なタール便を作り出してしまいます。
胆汁が分泌されなくなると便秘にもなりやすいので注意してください。
②悪玉菌の繁殖
腸内細菌の中で悪玉菌が繁殖している場合には、悪玉菌が便を固く、そして黒くしてしまうため真っ黒なタール便が出ることがあります。
悪玉菌を減らして、善玉菌を増やすことで便が茶色に近づいていき、腸内環境が整うことで黄色い理想的な便が形成され、便秘も解消されます。
ちなみに私も腸内環境の悪化が原因で真っ黒なタール便でしたが、オリゴ糖によって改善されましたので参考までに↓
医師が教えてくれた!ヨーグルトやビオフェルミンより便秘に効いたもの
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半信半疑で試してみたのですが、
コロコロした黒い便が黄色くなりました!!??
③病気の場合
そして一番気をつけなければいけないのが病気によるタール便です。タール便を引き起こす場合としては胃や十二指腸から出血が挙げられます。
腸液と血液が混じることによって、便を形成する黒色の便ができあがります。その他には食道から血が出る病気なども考えられます。
ただ、少量の出血ではタール便にはならないということを覚えておきましょう。
また早期の胃がんや大腸がんにおいては、出血がそこまでひどくないため、タール便にはなりません。
タール便になってしまうと、胃や十二指腸からの大量の出血が考えられるので、早期に胃カメラなどを使い診断をしてもらわないといけません。
ただしこの場合には猛烈な腹痛を襲うので、正直タール便が出る前に病院に行くことが考えられます。ですので現在タール便が出ているのに、特に痛みがない場合には出血しているということはほとんど考えられません。
ただし病気は原因を早期に発見でき、早く対処すればひどくなることもないので、違和感を感じた場合には放っておかず病院へ行くようにしましょう。
タール便の解消法は?
タール便は病気による場合そして胆汁の分泌の低下、それに伴う便秘によって生じているため、ここでは2つの解消法を紹介したいと思います。
病気によるタール便の治療は?
病気によるタール便を治すためには、薬の服用が必要です。抗血栓薬というもので、血栓症の発症を抑えるための薬になります。
原因が判明し、それに対処できるようなものを定期的に飲むことによって、1週間から数週間ほどで治すことはできるので安心して下さい。
便秘によるタール便の解消方法
①お肉を控える
胆汁の機能の低下を改善させることが第一とされます。そのためにはお肉を控えて野菜を多めに摂取する必要があります。
野菜は1日350~450g目安ですので、肉は1日100g食べるのがバランスの良い食事ということです。
胆汁の分泌の低下はお肉を食べないだけでも、機能が回復して1週間前後で分泌されるようになるため、安心してください。
②悪玉菌を抑える
またタール便の原因とされる悪玉菌を抑えることも重要です。食べ物で言えば、キムチ、納豆、ヨーグルトなどの発酵食品を食べていきましょう。
特に悪玉菌を減らすのには整腸剤が即効性があります。市販のおすすめでは3つの乳酸菌を配合した新ビオフェルミンS錠が挙げられます。
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製薬会社:ビオフェルミン製薬
有効成分:ビフィズス菌、フェカリス菌、アシドフィルス菌
値段:540錠3150円
用法用量:1日に3回食後に1回あたり9錠飲む
ビオフェルミンS錠を3日間服用していけば、基本的にタール便も茶色へと変わっていきます。
腸内環境を整えて、お肉も控えているのに便が黒いままの場合には便秘外来や内科、胃腸科を受診するようにしましょう。
気づかぬうちにタール便になっていることもあるのでうんちは定期的に確認しましょう。ということでタール便の原因と解消法についてでした
医師が教えてくれた!下剤やビオフェルミンより便秘に効いたもの
北の大地オリゴ糖「カイテキオリゴ」
いままで下剤、ヨーグルト、ビオフェルミン
などの解消法にチャレンジしたけど
効果がないし下痢と腹痛ばかり・・
どうしたらいいか分かりませんでした

意を決して医師に相談したところ
オリゴ糖を紹介してもらったんです
それがカイテキオリゴでした
半信半疑で試してみたのですが、
とんでもないことに・・・
>>医師が教えてくれたオリゴ糖について