大黄牡丹皮湯と便秘

大黄牡丹皮湯の便秘への効果と副作用、飲み方!

大黄牡丹皮湯の便秘への効果と副作用、飲み方!

 

 

 

大黄牡丹皮湯は月経不順や生理痛などに効果的な生薬が配合した粉末タイプの飲み薬です。大黄牡丹皮湯の値段は1gあたり8.20円となっています。

 

 

そしてこの大黄牡丹皮湯は便秘に対して効果的とされています。特に生理前の便秘などに非常に効果的とされます。

 

 

ここでは大黄牡丹皮湯の便秘への効果と副作用、飲み方についてお伝えします。

 

 

大黄牡丹皮湯の便秘への効果

 

 

大黄牡丹皮湯には大黄(ダイオウ)、牡丹皮(ボタンピ)、桃仁(トウニン)、冬瓜子(トウガシ)、芒硝(ボウショウ)の5種類の生薬が配合されています。これが便秘に対して効いていきます。

 

 

①大黄(ダイオウ)

 

 

大黄は便秘に効く漢方薬にはよく配合されています。大黄が腸内に運ばれることで腸の腸壁を刺激していきます。

 

 

すると便意を促していき、排便することができます。生薬なのでお腹にやさしく刺激するため副作用が起こりにくいです。

 

 

②牡丹皮(ボタンピ)と冬瓜子(トウガシ)

 

 

牡丹皮と冬瓜子(トウガシ)は内臓機能を向上させる働きを持っており毒素を排出しやすくします。腸の運動を体質的に改善させることができます。

 

 

③桃仁

 

 

そして桃仁は桃核承気湯に含まれる独自の生薬です。

 

 

この桃仁は油脂分を含んでいるため、腸内でオイルのような役割を果たし、腸管を滑りやすくする働きがあります。

 

 

そして血行を促進する働きがあり、体内の老廃物を排出するデトックス効果により、溜まった便を排出させます。

 

 

さらにこの桃仁はホルモンバランスを整えて生理による症状を抑えてくれます。生理前は黄体ホルモンが分泌され、この黄体ホルモンが腸の運動を鈍くさせてしまうのですが、大黄牡丹皮湯によりホルモンバランスが整うことで生理による便秘を防ぐことができるため女性には嬉しい漢方薬となっています。

 

 

④芒硝(ボウショウ)

 

 

芒硝は天然の硫酸ナトリウムであり、大腸内に運ばれることによって浸透圧を変化させ、大腸内に水分を集める働きがあります。※芒硝は酸化マグネシウムと同じ働きをします。

 

 

この作用によって固くなった便を柔らかくして排便しやすくすることができます。また腸管に水分が浸透することによって腸壁にこびりついた宿便を落とすこともできます。

 

 

以上のように大黄牡丹皮湯は便秘に対して効果的とされています。特に大黄牡丹皮湯は腸内で固くなった便による便秘(直腸性便秘)や腸の動きが鈍くなった弛緩性便秘、そしてホルモンバランスの乱れによる便秘に対して効いていきます。

 

 

大黄牡丹皮湯の効き目について

 

 

大黄牡丹皮湯を服用することでどれくらいで便秘に効くのかというと

 

・服用から6時間後には芒硝が効いて、便が柔らかくなっていきます。

 

・そして服用から8時間後には大黄が効いて、便意が促されていきます。

 

・またホルモンバランスの改善は服用から1週間後には効いていきます。

 

以上のように大黄牡丹皮湯は便秘に効いていきます。大黄牡丹皮湯は就寝前に服用することで朝起きて排便することができます。

 

 

これによって大黄牡丹皮湯を服用することで朝の排便リズムを作り出すことが可能となっています。またほとんどの方が3日以内に排便できるとされます。

 

 

大黄牡丹皮湯の副作用について

 

 

大黄牡丹皮湯の副作用についてですが、基本的に生薬しか配合されていないので安全性は高いとされます。

 

 

しかし稀にですが、副作用として胃もたれ、胃痛、下痢、軟便、腹痛などの症状が起きてしまいます。

 

 

また生薬が体に合わないと皮膚のかゆみ、発疹、発赤などの症状が出てしまうことがあります。

 

 

もし皮膚系の副作用が生じてしまったら服用は控えるようにしましょう。ただし基本的に安全性の高い便秘薬なので心配はいらないでしょう。

 

 

ただし妊婦さんと授乳中の方は服用することができないので注意してください。

 

 

大黄牡丹皮湯の飲み方について

 

 

大黄牡丹皮湯を服用して便秘を解消する場合の飲み方についてですが

 

 

①基本的に1日2回空腹時に服用していきます。1回服用したら6時間以上は時間を空けましょう。

 

 

②特に就寝前に服用することで朝起きて排便できて、排便リズムを作り出すことができるのでおすすめです。

 

 

③大黄牡丹皮湯を服用する際にはコップ1杯(200ml)の水分に溶かして飲むようにします。コップ1杯の水はしっかりと飲みきるようにしましょう。不足すると胃もたれを起こす場合がありますし、効き目が落ちてしまいます。

 

 

④もし排便できた場合には一旦服用は控えるようにしましょう。服用できなければ6時間以上間をあけて服用します。

 

 

⑤1週間服用しても効果がなければ服用は控えるようにしましょう。

 

 

以上のように大黄牡丹皮湯は便秘に対して服用していきます。

 

 

大黄牡丹皮湯は様々な作用が働き、生理痛や生理前の症状などにも効くため女性にはおすすめの漢方薬と言えます。

 

 

便秘外来や漢方を専門とする病院で処方してもらう必要はありますが、ツムラの大黄牡丹皮湯であれば自分で購入しても試すことができるとされます。

 

 

ということで大黄牡丹皮湯と便秘についてでした

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