コーラック座薬と便秘

 

コーラック座薬は大正製薬が製造しているコーラックシリーズの便秘薬です。コーラックはピンクの小粒の錠剤で有名ですが、座薬も扱っています。

 

 

コーラック座薬タイプは薬局やドラッグストア市販でも売られており、値段は１０入りで１０００円となっています。

 

 

そしてこのコーラック座薬は飲み薬の便秘薬よりも圧倒的に効果が高いとされ、すぐに出したい方にはおすすめです。

 

 

ここではコーラック座薬の便秘の効果と副作用、使い方について解説したいと思います。

 

 

コーラック座薬の便秘への効果

 

 

コーラック座薬には炭酸水素ナトリウムが有効成分が配合されています。この炭酸水素ナトリウムというのは重曹のことです。

 

 

この炭酸水素ナトリウム（重曹）は飲み薬の便秘薬には配合されておらず、坐薬独自の有効成分です。

 

 

コーラック座薬を注入することによって、その体温で座薬が溶け出していきます。そして炭酸水素ナトリウムが直腸の粘液と反応することによって玉状の二酸化炭素ガスが発生します。

 

 

するとこの炭酸ガスが腸壁をポコポコと刺激することによって便を押し出すぜんどう運動が活性化されます。すると便意が生じていき、便秘を解消することができます。

 

 

以上のようにコーラック座薬は便秘に対して効いていきます。特に腸の運動が鈍くなった弛緩性便秘に対して効果があるとされます。

 

 

ただし直腸内に固い便が溜まっている直腸性便秘や便秘と下痢を繰り返す痙攣性便秘には逆効果となるので注意してください。

 

 

コーラック座薬の便秘への効き目

 

 

コーラック座薬で便秘を解消する場合の効き目としてはおよそ使用から３０分～１時間ほどで効くとされます。

 

 

錠剤のコーラックは飲み薬の中では一番即効性がありますが、それでも服用から３～６時間ほどかかるので、コーラック坐薬は非常に即効性が高いと言えます。

 

 

最初の１回使用すればほとんどの方が解消できるとされます。ただし５日間試しても効果がない場合には期待できないとされます。

 

 

コーラック座薬の副作用について

 

 

コーラック座薬の使用によって副作用が生じてしまうことが挙げられます。

 

 

特に起こる可能性のある副作用としては軟便、下痢、腹痛などが挙げられます。もし腹痛が起きたら、横になって耐えるようにしましょう。

 

 

またあまり使用過ぎてしまうと、本来の腸の運動が鈍くなってしまいます。ですので常用はしないようにしてください。

 

 

基本的に腸を直接刺激するのである程度の腹痛は生じるので注意してください。ただし１２歳未満のお子さんや妊婦さんはコーラック座薬は使用不可となるので注意してください。

 

 

コーラック座薬の便秘への使い方

 

 

コーラック座薬で便秘を解消する場合の使い方について解説します。

 

 

以上のようにコーラック座薬は使うようにしていきます。コーラック座薬で出たら、後は生活習慣などをしっかりと改善しましょう。

 

 

コーラック座薬は即効性が優れており、早く出したい方にはおすすめと言えます。

 

 

ちなみに市販されている便秘用の座薬はコーラックと新レシカルボン坐剤Sくらいですね。

 

 

 

こちらもコーラック座薬と同じ炭酸水素ナトリウムを配合しており、ます。そのため、コーラック座薬も新レシカルボン坐剤Sも便秘への効き目は同じとされます。

 

 

コーラック座薬が置いていなければ、新レシカルボン坐剤Sを購入しても大丈夫です。

 

 

ということでコーラック座薬の便秘への効果と副作用、使い方についてでした

医師が教えてくれた！下剤やビオフェルミンより便秘に効いたもの

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